今現在、私がスタンダードで最も使っているカード、それは《出産の殻/Birthing Pod 》だ。これ自体の説明は不要だろう。デッキの核となりうるパワーカードである。

《出産の殻/Birthing Pod 》を用いたデッキの基本的特徴
 
 ・緑主体の構成のため多色化が容易
 ・採用されうるクリーチャーの種類の豊富さ
 ・一枚差しによる引きムラ

 一つ目と二つ目は相互関係にある。極楽鳥を中心とする各種マナ基盤のおかげで多色を前提としたデッキ構築が可能である。それによって、クリーチャーの選定も多岐に渡る。そして、それは、時にデッキレシピを知られていないというアドバンテージへと繋がるだろう。
 殻デッキは、《出産の殻/Birthing Pod 》というサーチを用いることで、シルバーバレット戦略によるアドバンテージを実現することに重きを置いていると思われがちである。しかし、それはデッキレシピを見たときに目に飛び込む一枚差しの多さからくる誤解である。スタンダードにおける殻は、デッキに安定感と継続的アドバンテージをもたらしてくれるカードなのだ。The Finals2011のTop8に残ったものはその最たる例である。
 だが、デッキ構成によっては、その一枚差しによる引きムラが発生するのも事実である。話の途中ではあるが、私のデッキを見て頂きたい。
 


土地 24
6 《森》
  3 《平地》
  2 《島》
  3 《剃刀境の茂み》
  2 《陽花弁の木立ち》
 2 《金属海の沿岸》
  2 《氷河の城砦》
  2 《内陸の湾港》
  1 《ガヴォニーの居住区》
  1 《埋没した廃墟》

クリーチャー 27
4 《極楽鳥》
  1 《アヴァシンの巡礼者》
  3 《ヴィリジアンの密使》
  2 《幻影の像》
  1 《呪文滑り》
  3 《刃の接合者》
 1 《スカーブの殲滅者》
  2 《真面目な身代わり》
  1 《最後のトロール、スラーン》
  1 《翼の接合者》
 1 《ファイレクシアの変形者》
  1 《霊誉の僧兵》
  1 《正義の執政官》
  2 《酸のスライム》
  1 《太陽のタイタン》
  1 《霜のタイタン》
  1 《ワームとぐろエンジン》

呪文 10
2 《忘却の輪》
  2 《情け知らずのガラク》
  4 《出産の殻》
  1 《ミミックの大桶》
  1 《迫撃鞘》


 今回は、殻デッキらしいレシピ。感覚的には引きムラの多い構成となっている。特徴的な点を挙げるとするならば、《大修道士、エリシュ・ノーン》の不採用と《情け知らずのガラク》の投入である。これはコントロールを意識した結果だが、中速のボードコントロールデッキに仕上げたつもりである。

今日はここまで。
 

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